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【03.03.06】福祉水準引き下げるな 村瀬議員が名古屋市議会で代表質問−予算案見直し迫る

3月6日「しんぶん赤旗」

 名古屋市議会は4日、代表質問をおこない、日本共産党は村瀬たつじ市議が新年度予算案を中心に松原武久市長にただしました。

 村瀬市議は、市民生活を守るためサラリーマンなど健保本人3割負担、ことし8月から実施しようとしている国保本人3割負担(現行2割)凍結を求めました。

 新年度予算について、お年よりの医療費を無料にする福祉給付金対象者の大幅削減など市民負担を大幅に増やすものであり、全国に誇れる福祉施策を国基準や他都市並みに引き下げようとしていると指摘。万博・空港など大型開発事業を見直さない限り、財政健全化は望めないと批判。

 市民のために今やるべきものは▽介護保険料の据え置き▽学童保育の充実▽30人学級を小学2年生以上へ拡大▽災害時の対応できる地下鉄職員の増員▽商工業振興資金など市の制度融資の改善▽雇用情勢にみあう生活支援制度の創設などと要求しました。

 松原市長は「万博・空港は地域の活力ある発展のための重点施策」と答えるなど、福祉・暮らしの予算を削って大型開発事業を推進する姿勢を示しました。

 村瀬市議の「イラク問題で国に対して戦争反対、査察の継続・強化して平和化解決に徹するよう進言をすべき」と求めました。松原市長は「イラク問題は外交・国際問題で国の専権事項。注意深く見守る」の答えにとどまりました。

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