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【03.02.21】「福祉バスなくさないで」障害者団体が知事に要望書

2月21日「しんぶん赤旗」

 愛知肢体障害者こぶしの会など6つの障害者団体でつくる連絡会(上田孝代表)は19日、愛知県が実施してきた「福祉バス貸し出し事業」の存続を求め神田真秋知事に要望書を提出し、県側と話し合いをしました。

 同事業は障害者の研修や交流のため県所有のリフト付バスを無料(運転手の経費や燃料費は別)で貸し出すもので、25年前から実施しています。県はバスが老朽化し、財政難で買い替えが困難などとして、今年度末で事業を打ち切ろうとしています。

 話し合いでは「外出の機会が少なく年に数回の交流旅行が楽しみ。収入の少ない障害者は無料バスがなくなると旅行に参加できなくなる」「代替方法として公共交通や民間バス利用だと経費が倍以上になる。自治体や民間は三十人規模のリフト付バスはほとんど所有していない」など存続を強く訴えました。

 連絡会は議会各会派へも協力の申し入れをしました。

 話し合いには日本共産党のきしの知子県議も同席しました。

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