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【02.12.15】第57回県党会議 無党派池住さんを支持 いっせい地方選挙・総選挙躍進をめざす

2002年12月15日 「愛知民報」

 日本共産党第57回県党会議が8日、瀬戸市で開かれました。来年の県知事選、いっせい地方選挙、総選挙での躍進をめざし、強大な党をつくるための「総合計画」と活動方針を決め、新しい県役員を選出しました。瀬古由起子衆院議員、八田ひろ子参院議員がかけつけあいさつしました。

 岩中正己県委員長は、県知事選について、立候補を表明している池住義憲氏を日本共産党として支持してたたかうことを決定したと報告。「池住氏が示している7つのビジョンはわが党の基本的立場に合致する。人柄も信頼でき、無党派の候補として最良と確信している」とのべました。

 岩中委員長は、池住氏との公式協議で、池住氏から「共産党に支持していただくことは大変ありがく、心強い」と返事があり、池住氏と『みんなで愛知を変えよう会』としても、日本共産党が支持していることを明確にして共同のたたかいをすすめることで合意したことを明らかにしました。

 さらに知事選の最大の争点として同委員長は「万博、空港、ダムに象徴される大型開発を優先し、県民に犠牲をおしつける20世紀型の逆立ち県政の継続を許すのか、県民のくらし・福祉を優先し県民が主人公の21世紀の新しい希望ある自治体らしい県政かが問われる」とのべ、「神田県政の4年間は大型開発事業に熱中し、県債残高が4兆円を超えるという財政破たんをすすめてきた」と厳しく批判しました。

 岩中委員長はさらに「政党の力関係では大きな差があるが、県民の要求、願いからみればわれわれの方が多数派」と強調。無党派の影山健氏が約80万票を獲得した前回とくらべても県政はいっそうゆきづまり、県政を変えたいという県民の願いはひろがっていることをあげ、「熊本市長選や尼崎市長選のように日本共産党と無党派の共同が実現すれば、愛知県政を変える大きな流れができる」とのべました。

 選挙戦について同委員長は「革新県政の会の一員として奮闘することはもちろん、大型開発優先で県民に犠牲をおしつけるオール与党の神田候補か、県民本位の県政をすすめる無党派の池住候補かを全県下で支部を主役に訴えよう」とよびかけました。

 県党会議で採択された「総合計画」では、いっせい地方選挙で県会4、名古屋市議会10の改選議席の絶対確保と議席増、一般市町村議員選では全候補の当選をめざします。総選挙では得票目標を60万票とし、東海ブロック比例代表で現有2議席と前回失った1議席の回復、小選挙区で愛知4区の瀬古氏の議席獲得と全選挙区での躍進をめざします。

新役員を選出

 第57回県党会議では新役員を選出しました。3役と常任委員は次のみなさん。(○は新、敬称略)

 委員長=岩中正己(49) ▽副委員長=大内昌宏(64)、新谷由紀子(59)、祖父江儀男(67) ▽書記長=本村映一(62)

 常任委員=石山淳一(37)、伊藤清美(48)、梅村政年(42)、江上博之(47)、○奥田克之(49)、柏木啓韶(59)、佐々木朗(44)、柴田恒夫(59)、柘植達志(39)、富安素(58)、内藤壽惟(55)、林信敏(55)、村上英雄(48)


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