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【02.09.28】革新県政の会が代表者会議 暮らし守る共同広げ愛知県知事選勝利を

2002年9月28日 「しんぶん赤旗」

<写真>報告をする羽根克明革新県政の会事務局長(立っている人)ら=26日、名古屋市熱田区・労働会館

 愛知県の革新県政の会(日本共産党も参加)は二十六日、名古屋市内で団体・地域代表者会議を開き、来年初めの知事選に向け、当面の方針を確認しました。

 参加団体、地域組織の活動強化、再開する、十月二十四日に開く総会を成功させる、愛知万博・中部国際空港などに反対する新たな署名を推進することなどを確認しました。知事選に向けた基本政策第一次素案も発表し、論議を進め、充実させていくことも決めました。

 候補擁立問題では、前回知事選で革新県政の会と市民運動グループとの共同が実現し、広範な県民の期待を集めて大きな前進を勝ち取ったとして、「この到達点をさらに発展させ、より広範な共同で県政の転換をめざす」との方向を確認しました。

 討論では「来年度予算編成で大変なことになっている。革新市政の時代につくった市民の宝ともいえる施策が維持、確保されてきたが、来年度予算編成ではくらし、福祉に関係する予算なども10%、20%カットが打ち出され、その一方で、愛知万博、中部国際空港、都市高速道路などは聖域になっている。名古屋市だけではこうした流れは止められない。県政も変えなければ」(名古屋市職労)などの発言が出されました。

ポスト万博・空港論を批判 共産党の林県議

 席上、「県政報告」をおこなった日本共産党の林信敏県議は、神田真秋知事が二十四日の出馬表明で、「中部国際空港や愛知万博の成果をさまざまに生かしながら、県民とともに、愛知の発展をよりいっそう確かなものにしていきたい」とのべていることを批判しました。

 「ポスト万博・空港論は争点そらしです。万博、空港はけっしてうまくいっていません。いま必要なのは“開発至上主義”“史上最高の借金県政”“福祉切り捨て県政”など、県政の実態を、県民の視点で検証すること」と指摘しました。


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