HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【02.09.07】障害児・父母が使って安心 地域療養センター「名古屋市は建設早く」 市民団体が歌、踊り、署名訴え

2002年9月8日 「しんぶん赤旗」

 名古屋市の「地域療育センターの早期建設を実現させる会」(前田あつ子会長)は七日、「『手と手と手』 みんなでつくろう療育センター」とうたったアピール行動を、中区栄の噴水前でくり広げました。署名や歌、踊りなどで、市民の理解を訴えました。 (写真)

 地域療育センターは、障害児とその父母らのために、身近な地域で、医療、訓練、保育などをする施設。市では二〇〇〇年までに五カ所つくる計画ですが、これまでに中川区(公立)、南区(民間)がつくられ、来年西区(公立)のオープンが予定されているだけです。

 一帯では、子どもをベビーカーに乗せた若い母親や、関係施設の職員が、市民に、障害者施策の充実を求める署名を呼びかけました。

 同所で開いた集会では、母親らがマイクを持ち、「センターに通うようになって、たくましく、障害のある子を育てている人たちがいることを知り励まされました」「センターは、この子たちがサポートを受ける大切な施設。一カ所でケアを受けられるので大変助かっています。身近なところにもっとつくってほしい」「施設が少ないので通えない子どもがまだたくさんいます」と声を上げました。


▲ このページの先頭にもどる