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力合わせ道を開こう――栄総行動、大企業・官庁などへ要請

2002年4月25日 「しんぶん赤旗」

 名古屋市を中心に、働く人たちの要求実現や問題解決のため、労働者が企業、官庁への申し入れや、街頭宣伝など、職場や労組を超えて行動する「栄総行動」が、24日繰り広げられました。

 「総行動」は57回目。リストラ攻撃が吹き荒れるNTT西日本、UFJ銀行など大企業から、労働者が不当な懲戒解雇とたたかう中小企業まで、参加者が分担し、朝から企業、関係官庁27カ所に要請しました。

 昼休みには、中区内の4カ所を出発したデモが栄小公園に集結。5百人が参加した集会で、石橋良一実行委員長は「いま一番必要なのは、一人で悩んでいないで、大きく声をあげ、みんなで解決に力を合わせることです」と訴えました。

 3年間の闘争で「転勤拒否の解雇は無効」との地裁判決を勝ち取り、3年ぶりに職場復帰した建交労近鉄物流支部委員長の上平和気さん(49)は、今後も名古屋の労働者と力を合わせてたたかうと勝利報告をしました。

 このあと、近くのUFJ銀行前に移り、松井靖夫さん労災死亡事件やサービス残業の横行や55歳からの大幅な労働条件切り下げなどに抗議する行動もおこないました。


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