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NTTリストラの実態を調査

2002年3月9日 「しんぶん赤旗」

1日4100件こなす「116サービスセンタ」

八田参院議員 不安募る名古屋支店に

 日本共産党の八田ひろ子参院議員は7日、名古屋市中区の、NTT西日本の名古屋支店を訪ね、同支店でのリストラ実態などを調査し、「名古屋116サービスセンタ」を視察しました。同党愛知県委員会の柏木啓韶(ひろあき)労働部長、同県NTT党委員会委員長の丸山栄一氏らが同行しました。

90人中40人の派遣労働者 今月末には全員解雇

 一行は同党委員会による職場アンケートの集計や、50歳以上の労働者の転勤先の外注子会社の経営内容や労働条件を早期に明らかにすること、本人同意のない広域配転はおこなわないこと、などを求める県委員会の「要請書」を提出。

 同支店側の説明によると、116サービスセンタの受け付け件数は一日あたり4100四千百件、一人あたり「多い人で80件をこなす」といいます。現在、同センタの1次受け付けでは90人が働いていますが、このうち40人は派遣社員で、3月末までに全員が解雇されようとしています。一方で2月から4月までは繁忙期のため忙殺されています。

 八田氏はサービス残業(ただ働き)もおこなわれているといわれていることから、やめるよう申し入れました。

 職場アンケートによると、45歳以上の労働者で「不安に思っていること」のトップは「賃金カットによる経済的不安」で20.1%。会社の将来や処遇に不安が高まっています。

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