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【05.10.20】障害者攻撃の「自立支援」法案 
名古屋市内で懇談会 日本共産党愛知県委員会

10月20日「しんぶん赤旗」

 国会で審議中の障害者「自立支援」法案問題で、日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は18日、名古屋市中区で、学習・懇談会を開きました。

 八田ひろ子前参院議員と党中央国民運動委員会の橋本輝夫氏が出席。障害者や親、施設関係者、地方議員ら70人が参加し、法案への怒りの声が次々に出されました。
 
 八田、橋本両氏は「法案は福祉を破壊するもので、世界の流れに逆行しています。障害者の生活実態を広く知らせ、世論の力で廃案に追い込みましょう」と呼びかけました。

 参加者からは「障害者のほとんどは、政府の言う『軽減措置』を受けることができません。市町村の地域生活支援事業も今後、1割負担となる恐れがあります。廃案をめざして連日の国会要請行動にとりくんでいます」(車いすで参加した愛障協の上田孝氏)、「娘は好きで障害者として生まれてきたわけではありません。いちばん弱い人たちを攻撃する政府は情けない。反対のうねりを大きく広げたい」(知的障害者の娘をもつ母親)、「利用者が減れば私たちの仕事も成り立たなくなります。法案の動向は死活問題」(障害者の施設通所を介助している女性)など発言が相次いで出されました。

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