HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【04.02.27】土壌汚染の三井化学名古屋工場 
瀬古由起子前衆院議員らが調査 工場長に住民説明会求める

2月27日「しんぶん赤旗」

会社側から説明を受ける(左から)柳沢けさ美八田ひろ子参院議員秘書、瀬古由起子前衆院議員、村瀬たつじ市議=25日、名古屋市南区 日本共産党の瀬古由起子前衆院議員と村瀬たつじ名古屋市議、八田ひろ子参院議員秘書らは25日、発がん性物質による土壌・地下水汚染が明らかになった三井化学名古屋工場=名古屋市南区丹後通=を現地調査しました。

 宝田進造工場長から説明を受け、汚染現場や地下水の浄化処理状況などを視察。一行は住民説明会を開くことなどを強く求めました。

 同社は1月下旬、同工場の敷地内の地下水から環境基準の80000倍を超す有害化学物質「1−2ジクロロエタン」を検出したと発表しましたが、実際には、2001年5月の社内調査で汚染をつかんでいました。

 公表が2年半も遅れたことについて、名古屋市は「判明時点で市に報告すべきであった」として同社を指導。名古屋市土壌及び地下水対策検討委員会も、多くの専門的な指摘をしています。

 同社は名古屋南部公害訴訟(あおぞら裁判)の被告企業のひとつ。南区公害患者の会などは「重大な信義違反」として同社に抗議するとともに、住民説明会を開くよう要求していますが、いまだに実現していません。

 

▲ このページの先頭にもどる