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【03.10.01】油槽所火災 製鉄所爆発・・・ 安全指導、点検徹底を 日本共産党愛知県委員会が中部経済産業局、県知事に申し入れ

10月1日「しんぶん赤旗」

申し入れる神谷衆院候補(右から2人目)ら党県委員会の人たち=9月29日、愛知県庁 愛知県で相次いで発生したエクソンモービル名古屋油槽所火災事故、新日本製鉄名古屋製鉄所の爆発事故に関して、日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は9月29日、中部経済産業局長、神田真秋愛知県知事に安全対策面など指導監督を徹底するよう申し入れました。神谷とおる衆院愛知8区候補、名古屋市議団も同席しました。

 中部経済産業局では

 ▽企業に下請け、派遣社員を含めて安全教育の徹底

 ▽老朽化がすすんでいる施設の総点検

 ▽危険施設の配置見直し

 ▽現場の声を生かした安全対策の確立
 
 ▽県石油コンビナート等防災本部(本部長・神田県知事)の防災活動と問題点、防災計画全体の公表
 
 ―を求めました。

 神谷氏らは「大企業は安全管理に社会的責任がある。事故や災害内容を速やかに公開する高い倫理性が求められる」と指摘。社内基準で定期検査は数年に一回実施と定めているが、守られていないとの声があるとし「定期検査の実態を調査し問題があれば改善するよう」指導監督を強く求めました。

 経済産業局側は「産業事故対応会議を設置し、600の企業に注意、喚起をうながし事故の再発防止の通達を出した。個々の要望は事故原因を調査中なので解明後に対応したい」と回答しました。

 愛知県では、神田知事が防災本部長として責任をはたし、事故原因の究明と再発防止策の確立、労働者が安心して働ける安全衛生の確立を求めました。

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