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【03.09.30】リストラが横行、空洞化、労働災害・・・ これでいいのか日本の資本主義 
佐々木憲昭衆院議員が指摘  日本共産党愛知県委員会が開いたシンポジウムで

9月30日「しんぶん赤旗」

雇用やリストラなどさまざまな問題を話し合ったシンポ=9月27日、名古屋市中区 日本共産党愛知県委員会は9月27日、シンポジウム「これでいいのか、日本の資本主義」を名古屋市中区の桜華会館で開きました。120人の参加者が若者の雇用やリストラ、産業の空洞化などの問題で活発に話し合いました。

 パネリストの日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は、日本の大企業は当面の利益追及を優先し、徹底した人減らしや生産拠点の海外移転により、日本経済全体の空洞化が進行していると指摘。大企業の利益追及の結果、サービス残業や労働災害、若者の就職難に現れていると語り、党の雇用を増やし雇用危機打開のための四つの緊急提案や大企業の民主的規制などの政策を紹介しました。

 大平敝也JMIU愛知県本部組織部長は労基法改悪による雇用形態や賃金体系の変化による中小企業の実態を語りました。

 進路指導の高校教諭は、厳しい高校生の就職状況を、大学助教授がグローバル化する日本経済の問題について話しました。

 会場からは、「孫は朝七時に出勤し深夜に帰ってくる。過労で体を壊すのではないかと心配している」「大学卒業後も就職が決まらず四年間フリーターをしている。お金がないので国民年金は払ったことがない」「自動車産業は好況だが正社員はどんどん減って、期間工や派遣社員ばかり」など次つぎと発言がありました。

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